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2026-02-12

(更新: 2026-08-15)

ワインとチーズの組み合わせ|タイプ別の合わせ方と、チーズが強い店186件

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マリアージュ

約4分で読めます

執筆・監修: 平沼柊哉(J.S.A.認定ワインエキスパート)

ワインとチーズの組み合わせ|タイプ別の合わせ方と、チーズが強い店186件

目次

原則1 — 濃さを揃える原則2 — 産地を揃える原則3 — 対比という例外タイプ別に見るフレッシュチーズ(モッツァレラ、リコッタ、フロマージュブラン)白カビチーズ(カマンベール、ブリー)セミハードチーズ(ゴーダ、ミモレット)ハードチーズ(コンテ、パルミジャーノ)ウォッシュチーズ(エポワス、ラングル)ブルーチーズ(ロックフォール、ゴルゴンゾーラ)表で整理する家で3種盛りを作るなら店で試すほうが早い

ワインとチーズが合うのは、どちらも発酵食品で、乳の脂とワインの酸・タンニンが噛み合うからです。ただし「合う」は自動的には起きません。

原則は2つ。濃さを揃えること。産地を揃えること。この2つを外すと、せっかくの組み合わせが打ち消し合います。

原則1 — 濃さを揃える

軽いチーズには軽いワイン、濃いチーズには濃いワイン。

フレッシュなモッツァレラに重いカベルネを合わせればチーズの繊細さは跡形もなく消えますし、逆に長期熟成のコンテに軽い白を合わせれば今度はワインのほうが完全に負けます。片方が勝つと、残りは分からなくなる。

原則2 — 産地を揃える

同じ土地で育ったものは合います。

シャブリとシャウルス、サンセールとクロタン・ド・シャヴィニョル。いずれも地理的に隣り合った土地の産物で、何世代にもわたって同じ食卓に並びながら組み合わせとして磨かれてきたものです。迷ったら産地で揃える。

原則3 — 対比という例外

濃さを揃えるのが基本ですが、正反対をぶつけて成立する組み合わせもあります。

代表がブルーチーズと甘口ワインです。強い塩気と強い甘みが互いを引き立てる。ロックフォールにソーテルヌ、スティルトンにポートワイン。古典的な組み合わせですが、「揃える」の原則では説明がつきません。

塩と甘みは対比、脂と酸も対比。例外は後回しでいい。

タイプ別に見る

フレッシュチーズ(モッツァレラ、リコッタ、フロマージュブラン)

熟成していない、酸味のあるタイプ。合わせるのは軽めの白か、スパークリング、辛口のロゼ。ソーヴィニヨン・ブランのような酸の立った白がよく合います。

白カビチーズ(カマンベール、ブリー)

外側が白いカビに覆われたタイプで、中はとろりとしています。シャルドネなどコクのある白、あるいは軽めの赤。シャンパーニュも定番です。

セミハードチーズ(ゴーダ、ミモレット)

やや硬く、旨味が強い。中程度の赤が合います。メルロー、サンジョヴェーゼあたり。熟成が進んだものほど赤の重さを上げていきます。

ハードチーズ(コンテ、パルミジャーノ)

長期熟成で塩気と旨味が凝縮したタイプ。重めの赤に耐えます。カベルネ・ソーヴィニヨン、ネッビオーロ。熟成したシャルドネのような厚みのある白も合います。

ウォッシュチーズ(エポワス、ラングル)

塩水や酒で表面を洗って熟成させたもので、香りが強い。ここは扱いが難しい。同じ産地の白か、思い切って甘口ワインを合わせるのが安全です。赤だと香りがぶつかります。

ブルーチーズ(ロックフォール、ゴルゴンゾーラ)

青カビの塩気と刺激。甘口ワイン一択と考えていい。ソーテルヌ、ポート、貴腐ワイン。

表で整理する

チーズ合わせるワイン
フレッシュ軽めの白、スパークリング、辛口ロゼ
白カビコクのある白、軽めの赤、シャンパーニュ
セミハード中程度の赤
ハード重めの赤、熟成した白
ウォッシュ同産地の白、甘口
ブルー甘口ワイン

家で3種盛りを作るなら

タイプの違うものを3つ選ぶと、1本のワインでも変化が出ます。

白カビ、セミハード、ブルー。この3つが基本形です。柔らかいもの、硬いもの、癖のあるもの、と性格が分かれるので、同じワインで飲み比べても飽きません。

添えるものは、ドライフルーツ、ナッツ、はちみつ、バゲット。はちみつはブルーチーズに垂らすと甘口ワインの代わりになります。

冷蔵庫から出して30分置いてください。冷たいままだと香りが立たず、脂も硬い。この手間を飛ばすと、どれだけ良いチーズを選んでも本来の味の半分しか出ないので、買うときより待つときのほうが効きます。

店で試すほうが早い

3種類を自分で買い揃えると、余ります。掲載店には料理ジャンルにチーズを掲げる店が186件あり、盛り合わせで複数タイプを一度に試せます。

同じ日に、同じワインで、違うチーズを食べる。これが好みを掴む一番速い方法です。

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よくある質問

Q. ワインとチーズを合わせる基本ルールは?

A. 濃さを揃えることです。軽いチーズには軽いワイン、濃いチーズには濃いワイン。次に産地を揃えると精度が上がります。同じ土地のチーズとワインは組み合わせとして育ってきているためです。

Q. ブルーチーズには何を合わせればいい?

A. 甘口ワインです。ソーテルヌやポートワインが定番で、塩気と甘みが対比になって双方が引き立ちます。辛口の赤を合わせると塩気だけが浮くので、ここは対比の原則を使う場面です。

Q. チーズが充実したワインバーはどう探せばいい?

A. こよいのワインでは、料理ジャンルにチーズを掲げる店を186件掲載しています。チーズの盛り合わせを軸に据えている店なので、複数タイプを一度に試して好みを掴むのに向いています。

この記事の執筆・監修

平

平沼柊哉

J.S.A.認定ワインエキスパート

「こよいのワイン」の開発・運営者。2024年に一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A.)認定ワインエキスパートを取得。ワインエキスパートとしての知識をもとに、サイト内のブログ記事・コンテンツの執筆と監修を担当しています。

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